幼かったあの頃はただ恋に一途だった
見返りを求めることなく想うだけで満たされてた

大人になった今ではそれだけじゃ足りずに
同じだけの想いを抱(いだ)いて欲しいと願ってる


初めての恋は笑顔と喜びで満ちていたのに
今は同じくらい涙と苦しみも溢れてて

古いアルバム捲り蘇る想いは
優しくやわらかいだけなのに
貴方の姿見て募る想いは
甘く切なく胸焦がすの



ふわふわ浮かぶ雲のように
緩やかでありたいと願うよ
闇夜を照らす月のように
穏やかでありたいと願うよ




傍に居ることが嬉しくて幸せで
手をつなぐだけで胸が弾んだ
そんな純粋で幼い恋は
きっともう二度と出来ない

他人(だれか)に向けられる笑顔を見ると
胸の奥が痛みざわめいて
切なさと苦しさに押しつぶされそう
私だけを見てと心が叫ぶの


そんな時は強く強く抱きしめて
貴方の腕で包んでほしい
少しだけ早く刻む鼓動を感じると
愛しさだけが募っていく




優しくそよぐ風のように
涼やかでありたいと願うよ
命育む海のように
清らかでありたいと願うよ




どんなことも二人なら乗り越えられると
心から信じられる日が来ますように
嬉しい時楽しい時
共に分かち合えますように
苦しい時悲しい時
私が貴方の支えになれますように




ふわふわ浮かぶ雲のように
緩やかでありたいと願うよ
闇夜を照らす月のように
穏やかでありたいと願うよ