暗闇の中

独り
都会の中心で
たくさんの行き交う人々の存在を知る
群集は私の存在に目をくれる事もなく
ただ通り過ぎる
雨は上がったのに
セピア色の虹が虚しく空を彩る

独り
人の波を掻き分け
孤独と闘い走りつづける
思いだけが先走り
共感を求める存在がいない
闇の中で月光が私を包み込む

苦しんで耐えて
泣いた
空へ泣き叫び
大地を踏み締めた


願いは叶う
夢は実る
自信は輝きを取り戻す

ひたすら耐えてきた時代

変化を遂げ

私達が輝く時代へ
行こう
独りなんかじゃない

だってここにいる
だってそこにいる

どこにいたって
きっと繋がる

可能性が無限に広がる時代

諦めないかぎり

焦らないで
人は変われそうで
なかなか変われない
少しずつ
少しずつ

自分の価値観というカラに閉じこもって

自由を奪われていた

その自由を勝ち取ろう

女神は微笑み導く

私の砕け散った思想のカケラを
夜空に向かって振り撒く

カケラは星になり
夜は明るく照らされる

ずっと光の中

ここにいる

私は私と共にいる

なんで願ってしまうのだろう
なんで感じてしまうんだろう

必然性

知る心は
繋がるんだ

生まれて白紙の状態で
描いて
色をつけて

表現してきた

好きな物描いて…
何色だっていい…

それが私でしょ？
わたしはあなたじゃない

他の誰でもない

わたしはわたし
あなたはあなた

だからきっと
会う

印象は自分の陰になり

闇の部分が浮かび上がる

陰の部分があるから人間なんだ

雲一つない真っ青な空
一筋の涙を頬に
まだ見ぬ私を抱きしめよう

ヒトは独り
だけど一人では生きていけない

フタリの小さなカケラと共に…