あなたの 後姿が 何かを抱えてると知った

もし 叶うなら あなたのそれを分け与えて

夕陽に照らされて私は崩れそう

だけど だけど それを聞いたら

自分が 自分が どうなるか分からない

意味など無くて あなたが居れば

それだけで幸せなのに

どうして不安を拭いきれないのかな

もっと もっと私を強くさせて

どんなに どんなに 現在(今)が辛くても・・・


あなたが 昔話した 過去が苦しめてると知った

もし そうなら 心の重荷を軽くさせて

暗闇に溶け込むようにあなたの姿を失いそう

私は 私は 心閉ざしてしまいそう

あなたが あなたが 優し過ぎるから

運命なんて 言葉の鍵を

私が 消してあげる

それで もう人を信じ切れないのかな

もっと もっと私を強くさせて

どんなに どんなに 現在(今)が辛くても・・・


二人で 二人で 歩む道を歩みたいと思う

今度は 今度は 向き合える気がする・・・

この頃よくこの先の事考える。

今は親が生きてるからこうやって、家業を手伝いつつ、

持病を治す為にと言うか、病院に通えてるけど、

青森じゃ、仕事もないし、親が居なくなっちゃったら

生きていけない。それまで生きてるかどうかも定かじ

ゃないけど。

この頃友達から良く聞くの。しがらみ事情を。

もう30超えてるゲイなんだけど、

長男で親の面倒をみないとって義務感があるって言うの。

確かにそうだけど、家庭も持てないで、親の面倒みてって、

じゃぁ親が居なくなったら、あんた独りぼっちじゃない?

その頃には、あんたも結構な歳取るしって。友達も居ない

し、それで良いの?って話をした。

でもそう言っても、半分は本心じゃなかった。

その人なりにいろんなしがらみがあるの解ってて、

あえて言った言葉。

誰だって、

好きな人と一緒に居たいだろうし、

誰だって、

好きな物買いたい、食べたい、行きたい。

誰だって、

自分の好きなように生きたいはず。

でも、やっぱりそこには、「しがらみ」があって、

「しがらみ」ってのは、

お金だったり、時間だったり、立場だったり、

その人の状況だったり いろいろ。。。

何をもってして「幸せ」「満足」と呼ぶのか

人それぞれだけど、少なくとも現状に満足してる

人がこの地球上にどれだけ居るだろうかって。。

みんないずれ

歳を取って、死ぬ。みんなそう。

人の一生なんて、人一人の一生なんて、

意味を成せばあるけれど、意味を成さなければ正直、

何の根拠も無い存在に過ぎないのだと思った。

二人の間にたった一つの心臓を持って勝手に産まれて、

いろんな環境の中で、いろんな心を抱いて歳を重ねてく。

やがて、死が訪れるまで。ただそれだけの事だったりする。

人生は、生まれて来た人間だけに定められた言葉に過ぎず、

産まれなかった子供や、産まれても直ぐ亡くなってしまった

子供に対しては人生は無いに等しい。

10代20代で心半ばに亡くなった人達は、

何の意味があって産まれて来るの?っていつも思う。

長く生きれば良いってもんじゃないけど。。。

少なくとも生きた間に感じ取った物や出会った人達への

思いを抱えて旅立つじゃないですか?

五体満足じゃない人達も居る。

どうしてなの?って、なんでなの?って。

生きるってなんなの? 生きるって。。。

生きる目的なんて、

産まれて来たから持たないといけないようなもの。

夢や希望だって、

そんなもんでもないと長い道のり歩けないじゃない。。

人はこの地球の為に生まれてきてるわけじゃない。

なんの為に?誰の為に?

そんなの考えたって生きなきゃいけないんだから

無駄でしょ?って思う人も居る。。

ある意味それが正しいのかもしれないけど。。

その方が楽なのかもしれないけど。。

いつも強気で

そんないつものあなたが

そこにはなかった

ありきたりな言葉では

補え切れないけれど

何かを引き換えに得られたものが

あなたを弱くさせたのかもしれない

けれど

弱くなったのと引き換えに

「真心」を手に入れた確かな証拠が

今のあなたの心の姿に違いない

たくさん泣いて明日が見られるなら

その涙に意味があるんだって。。

あなたが孤独を感じるように

私も同じように感じよう

あなたが笑えるまで。。

あなたがあなたに戻るまで。。
私さ、ず~~と以前から思ってたんだけど、

あのドラマって何が言いたいの?って・・・。

例えば、24時間テレビで集まった募金で手術出来るようになって、

今は元気に暮らしてますとか、

辛く苦しい闘病生活を経て完全治癒して、

今は元気に仕事してます。とかなら分かるわけ。

でも、あのドラマって、対外、白血病や、ガンだって事が何かの拍子に分かって、

抗がん剤を投与して、頑張って一旦は治っても、

結局、再発して死んじゃうよね。

あれ観て世の人達は何を感じるのかしら?

逆に、今現在、入院してたりして、同じ病気の患者さんが見たら、

自分のこの先の未来を観てるようで嫌じゃないのかしら。



あの募金のほとんどが日本人の為には使われないのよ。

世界中の飢餓に苦しんでる人達lの衣食住や、

あらゆる予防接種代。

新薬の開発には微々たる資金にしかならない。

何億あっても足りないんだから。

「十人十色」って

考え方も受け取り方もどれもこれも様々

たとえ・・・私の言動が誰かを傷付け

苦しみや痛みを与えたのならば

・・・償い方を教えて・・・

償う為の言葉・・・

心に届く言葉を教えてよって

頬に伝わる涙を拭った・・・


「ごめんなさい」って

口にした瞬間 許されると思うのは

その言葉を口にした方だけ・・・

許されるべき事 信じられる事

きっと行動の積み重ねでしか

それでしか償えないんだって・・・

私は

鎌を喉に突きつけられながら

時が満ちる時まで代償を払うんだ・・・
自叙伝にしてはお粗末ですが、書ける時に書い時たいから。


私は、本来であれば、高校を卒業して看護学校に通うはずだった。

実際、短い期間ではあったが通っていたの。

でも、実習先の病院での、使用済みの針の始末が悪かった。

缶にビニール袋を入れて、その中に使用済みの針を捨てていた。

私は、先輩看護士に、その処理をするよう言われ、ビニール袋を持った時、

使用済みの針を手に刺してしまったのだ。

先輩看護士からすれば、

まさか、ビニール袋だけを持ち上げるとは思わなかったに違いない。

でもそれは、ある意味後々考えると不幸中の幸いでもあった。

とりあえず、

何かに感染してると大変だからと、外来でワクチンを打ってもらい、

血液検査もしてもらった。

私がいた病棟には、糖尿病患者とB型肝炎の患者が入院していた。

ある日、仕事を終えて帰ろうとすると、

院長先生に呼び止められ、こう聞かれた。

今までに性交渉をした事がある? いいえ。

じゃぁ輸血は? 2歳の時に事故で輸血した事があります。

なるほど。。というのは、

血液検査の結果、すでに慢性C型肝炎だったのです。

要は、輸血で感染し、それまで知らないで過ごしていたのだ。

そして、今回の事が無ければ、知らないまま、

ここまで生き長らえはしなかっただろう。

その後、退職&退学をし、

青森県立中央病院でインターフェロンを投与。

当時は、イントロンとキャンフェロンという二つのインターフェロンしかなく、

50%の確立でしかないが、私にはキャンフェロンが効果ありと判断され、

2ヶ月くらい入院し、その後1年間、1日おきにインターフェロンを投与したが、

治りはしなかった。ただ副作用で血小板が激減し、今もそれがネックで、

新薬が出来ても、投与出来なくなってしまった。

というのは、

インターフェロンの副作用は、血小板を激減させる。

血小板が低い患者は、インターフェロンが出来ないのだ。

19歳の時の入院から、もうかれこれ20年が経つのに、

いまだにインターフェロンの副作用の改善が出来ていない。

C型は慢性になりやすいので、

慢性だからある程度生きるだろうとでも思っているのか。。。

今現在は肝硬変に移行し、

家で静養しつつ、たまに散歩に出たりしている。

肝硬変になったら肝臓ガンになるのは時間の問題。

だから、私には未来が無いの。

これを読んでくれる人、全てに言いたい。

誰しもに、

当たり前のように「明日」が来るとは限らないの。

だから、明日出来る事は、今日しちゃった方が良いよ?

あと、もう一つ。

誰しもが、

いつ病気になっても、おかしくはないの。。

だから、健康に最大限気を付けて欲しい。


潔癖症の人ほど早死にするのよ。

小汚くしてろって事ではなくて、

あまりにも清潔にし過ぎると免疫がつかないからね。

だから、最近の子は免疫力が低いのよ?

だから抗体が出来にくく、アレルギーが出易いの。

ほどほどにが一番。私はそう思っているの。


健康な人が羨ましい・・・そう思う今日この頃でした。


終話。
その全てが

僕が歩いてきた道程だったから

後悔せずに 顔を上げて

”さよなら”したいんだ・・・

喜怒哀楽が光の帯を成し

僕は沢山 命の破片を抱いて

今までをゆっくりと辿ってみたよ

穏やかな日々の中で

どれだけ笑顔を見せられただろうか。。

悲しく心が震える夜に

どれだけの涙を流してきたのだろうか

って。。

その全てが

僕が歩いてきた道程だったから

後悔せずに 顔を上げて 笑顔で

”さよなら”したいんだ・・・

僕はそっと胸に手を当てて感じていたよ

そろそろ

記憶と共に安らかな眠りにつこうか。。

って。。

そう命の破片が導いてくれたから。。
怖くて 辛くて 痛過ぎて

心の振り子をそっと手で押し止めた

立ち止まった想いだけ 自分に嘘を付いた

理想という仮想を抱くほど 愚かでもなく

現実を直視するほど 

前を向いて 歩いてきたわけじゃない

言葉にすれば容易に壊れ


薄っぺらい仮面のその裏は

彼方そのものだったに違いない・・・


嫉妬 執着 疑念の裏に

彼方の向いてる方向を眼で追った

足場が砕けてぐらつくほど 力の限り踏み返した

虚無という一瞬の傷を癒すほど 孤独でもなく

先に見えてる光を辿るほど

希望や夢を信じてたわけじゃない

動けば心の枷は外れ去り


表裏を意味する言葉が一つ

真嘘そのものだったに違いない・・・
名を呼ばれて
微笑めたなら
彼方はきっと・・・幸せ

嫌われる事に
なぜ慣れないの?

拒絶される事に

なぜ慣れないの?

嫌な思いをさせた時

なぜ責めるの?

期待に添えなかった時

なぜ責めるの?


そんなに善人になりたいの?

そんなに受け入れられたいの?

そんなに自分が大事なの?

そんなに・・・愛されたいの?

名を呼ばれて

微笑めたなら

彼方はきっと・・・幸せ

本当は間違いかもしれない・・・

だけど

ありのままじゃ弱すぎるから・・・

名を呼ばれて

微笑めたなら

私はきっと・・・幸せ

彼方はきっと・・・幸せ
あの日

命を分けて貰って産まれて来たよ・・・

嬉しい事があると

自分の事の様に喜んでくれた

悲しい事があると

自分の事の様に泣いてくれた

母・・・

分け与えて貰った命を

どうしてもっと大事に出来なかったんだろう・・・

いつも側にいてくれた日々を

いつも包み込んでくれた眼差しを

忘れはしない・・・